白石民夫さんのストリートパフォーマンス

本日になったばっかしの夜中午前1:00amからだったのだが、42ndの N・Rのホームに行ってみると夜中はE-TrainにとかいてあったのであわててEのホームまで(これが又、Ave.1ブロックだから、わりと遠くて汗がでてきた)歩いた。そしたら、又、Eがなかなか来なくて、結局1:00amから始まってたが、着いたのは、1:30amぐらいだった。
 もう、終わりかけかなと心配したが、結構吹いてくださった。
 久しぶりに、いい音聞いた。
 地下鉄の音とも違和感なく溶け合って線路と車輪のきしむいつもなら、耳を塞ぎたくなるようなあのノイズが、白石さんのサックスの音とうまく響き合い、ともに演奏し合ってるようにさえ聞こえてきた。不思議な事を思いつく人だなあ。
 でも、本当にBeautiful Soundだった。
 こういう新鮮な感覚に美を感じたのは久しぶりだった。
 誰に聞いてもらうわけでもなく、白石さんは、自分の楽しみのためにだけ、吹いてそれを楽しんでいる様子だった。
 こういう楽しみ方があるんだなあと改めて白石さんの行為に感動した。
 そういえば、私も、例えば、故郷のあの誰にも内緒のSpiritual Spotで音を出す時は、誰に聞いてもらうわけでもないが、のびのびといくらでも吹けるし、音がいくらでものびていく。
 白石さんにとって、きっとあの地下鉄のホームがそんなスポットなんだろうな。
 地下鉄か、音が響いていいなあ。
 昔はストリートをよくやったものだが、こんなふうに誰もいない地下鉄のホームでやるのは、また格別でいいなあ。。。
 今日の白石さんの音は本当にすてきだった。

 私もいつかやろうかな。誰もいないホームがいいなあ。誰にも気付かれないでやるのもいいなあ。誰かが聞いているとパフォーマンスすぐしてしまうから、誰もいないホームがいい。

 今夜の白石さんは結構お話もしてくださって、ひょっとしたら、私達邪魔だったんじゃないかなとさえ思える程、愛想良くしてくださって、気を使わしてしまったかなと少々反省。
 私は、自分がストリートやってた頃の事を思い出して、寒いんじゃないかなとか、おなか減るんじゃないかなとか想像し、あったかいミルクティーとおにぎりをにぎって持っていった。
 でも、白石さんは、とてもリラックスッしてやっていて私もリラックスして聞けてよかった。
 気合い入れて聞きにいくなんてイメージがさーっと消えて、とてもその場になじんだおだやかな空気が流れていた。普段の私なら、緊張して聞いているだけで直ぐおトイレ行きたくなるところだが、不思議と今日は帰ってくるまで一度も行かずにすんだ。
 これは、私にとってとても不思議で大事な出来事だった。多分、白石さんのあのかまえない雰囲気が私もリラックスできたのだと思う。
 なるほど、駒尺喜美が唯一一緒に音楽できる人と絶賛してただけある。
 全然、マッチョじゃなくて、抑圧感も全くなくてえらそうにしないしええ感じの人だった。

 今日は、いい体験して帰ってきた。こんな白石さんのパフォーマンスを見れるのもNew Yorkならではだしな。
 
 私も地下鉄のホーム、自分に合ういいとこ探そうかな。。。
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by swingmasa | 2009-12-27 20:33 | 感想