大阪のお母ちゃんから国際電話

 お母ちゃんから電話がかかってきた.ここは,New Yorkだから,もちろん国際電話.
 もう,23年も前,初めて,New Yorkに来た頃,母は,誰から国際電話のかけ方を教えてもらったのか,私に電話をかけてきた.元気にしてるかと.手紙もくれた.今でも大事にもっている.
 戦前生まれで,敵国語なんて言われて,母は,学校教育で,英語を習った事がない.しかし,又,これも誰に教わったのか,アメリカの住所を,ちゃんと間違いなく私に届くよう書いて,送ってきた.母の手紙は昔の人らしく,口語がよく入っている.
 いつも,最後に,こちらはみんな元気でやっているからと書いてあった.
 今日の,母の声も相変わらず,母のリズムとテンポで実にマイペースでいい感じ.
 自分のやるべき事をたんたんとやっていく人だ.別に誰に褒めてもらえるわけでもないのに.とにかく亀のようにコツコツコツコツ,しかも時々いいぐわいに休憩もいれて,本当に幸せそう.
 私は,そんな母が大好き.
 本当に普通の人の庶民的な感性をもっていて,私はその感性を健康的だと感じている.
 私のライブも近くでやれば,だいたい聞きに来てくれる.フリーが大好きだと言う.不思議だ.
84才のお婆さんなのに,私の演奏のFreeになるところが一番エキサイトして好きだと言うのだ.
 電話では,原発の話しもしたが,もう,原発やめて,風力発電とか,太陽光発電に変えていったらいいのになーって言っていた.ほんとそのとおり.
 あー私も,お母ちゃんと,意見が一緒で幸せやワー...
 お父さんは原発どう思ってるのかな.今度帰国したら,聞いてみよっと.
この二人は,ずーっと体を使って肉体労働をして,食べるものを作って,生活してきた.
私の理想とする生活の仕方だ.なのに若い頃,なんであんな反発してたんだろう.
それは,思想が違ったからだ.
でも今は,思想なんてくそくらえで,私の生き方なんて,ちっぽけなものだとわかった.やっぱり,体を使って,食べるものを作って,生活してる人は,生きるという事に直接的で生産的で本当にえらいと思う.文句無しにお手上げ,今は尊敬しまくっている.
お母ちゃん,お父ちゃん,あんたらは,えらい!
よくとれた作物をもらうが,ほんとにおいしい.私も,もう少し,野菜の作り方,今のうちに学んでおかなければ...両親は誰にも褒めてもらえないけど,私が両親を褒めてやる!
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by swingmasa | 2011-05-06 23:06 | My Dear Life